ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

たかが世界の終わり

昨日観た映画。
グザビエ ドラン監督「たかが世界の終わり」
きましたね。カナダ人まだ27才でこんな映画つ撮るのかよ。。スゲーな。ちょっと、、やられたわ。
観たあとは胸くそ悪い気分になるし、救いのない終わり方をする。という
ダメな家族のことを描いた作品。

息詰まる家族関係を描くために終始ワンショットかツーショットのカットばかりをつなぐことで、観る側を開放感のない窮屈な気分にさせるのは、おそらく監督の狙いで、そこにオープ二ングとエンディングに使われる二つの曲がその欝屈を突き破ってくれるようで気持ちよかった。

あの二つの曲どちらともカッコイイ。
ずっと聞いてます。

この監督はゲイだということをカミングアウトしていて、やっぱりこういう人って独特の感性を持ってるんだな、なんて納得もしつつ。

結果、面白かった。他の作品も観てみたいのだがツタヤに行ったら全部貸出中やったね。。

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https://youtu.be/9sSpqA2qiCM

 

 

悪いのはオレの方さ…。

昨日は昼から長崎に行って30年ぶりに幻のシースクリーム食べて、高知に行ってミレービスケット買って、沖縄に行ってサーターアンダギー食べて、福井に行って甘酒を飲んで、北海道行って夕張メロンソフトクリーム食べましてん。
大阪、兵庫、京都、富山、茨城、福島、和歌山、山梨、山口、広島、山形も行きましてん。。
長崎の女の子が五島の特産品の説明を楽しそうにしてくれたので、五島の出身ですか?って聞いたら
東京です。って申し訳なさそうにこたえるので思わずぼくは

「君は何も悪くない。悪いのはオレの方さ。。」

と言い、

抱きしめてあげました。

 

あ、最後のはもちろんウソです。

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ぼんぼりに〜♩でひな祭り

f:id:maboo828jp:20170306230422j:image金曜日の三月三日ひな祭りの日に、ヨメと二人で久々の焼肉を食べに行きました。評判のお店なんだけど初めてだったので、事前に予約の電話を入れたら、スゲーでかい声のオバさんが電話に出て、
「はい、空いてます!」って言うからちょっと怯んでやめようかみたいな感じもしたけど、やっぱり行くことにしました。
店に入ると、僕ら以外誰もいなく椅子には股を大きく開いて座ったオバさんがデカイ声で
「いらっしゃいませー!」って迎えてくれます。声デカいなー。
掘りごたつ式のテーブルに案内され二人座ってメニューを見ます。結構高い。叙々苑並みだな。。
「上タンしか書いてないけど、普通のタンはないのかな」みたいなことをヒソヒソ話してると、
「はい、今日は上タンしかないからね〜!」
ってデカい声で言います。
なんやそれ、タンはメニューに書いてないけど普段はあるんや。っていうか、
いやいや、まだ何も聞いてないからね。

それでお酒とサラダ、焼き肉を4品くらい注文して、待ってました。
その間もう一度メニュー見ながら、マルチヨウとか、センマイ刺しもいいねーって喋ってると、
「はい、マルチヨウ、センマイ刺しね!」
ってオバさん勝手にオーダーするんです。

スゴイです、地獄耳です。かなりの高齢でおそらく八十近いオバさんというか、ほぼおばあちゃんなのですが耳が異様に地獄すぎるんです。。

「いやいや、注文してないからね!」
「あっそう。。」ってオバさんトーンダウン。

キムチいらない?サラダ頼んだけどね。って喋ってると、

「はい、キムチね!盛合せもあるけどどっち?」

「いや、だから、注文してないっつーの!だまれババア!この野郎!」
とは言いませんが、久しぶりにそんな熱く若々しい気持ちになりました。

ほんとにスゴイんだよ。
でも面白い。仕切りの壁もあったりして少し離れてるんだけど彼女には全部聞こえてるんです。
それでオバさんがトイレに行ってる間に、
スゴイなあの人全部聞いてるよ。なんかマイクとか仕込んでるんじゃねーのか?
北朝鮮みたいだな。焼肉屋だけに。。
とかヨメとやりとりしてると、厨房にいた店主のおじさん、いやおじいさんがお肉を持ってきてくれました。

テーブルにお皿を置くと口をパクパクさせていました。どうやら「上タンとカルビ…です。。」と言われているようです。
めちゃ声小さい。蚊の鳴くような、いや、蚊より小さいと思いました。

スゲー、おもしろい。この店。高いけど。

でもお肉は新鮮でどれも美味しかったです。高いからね。値段の価値はありましたよ。
結構上タンがデカくて、これ切った方がいいんじゃないの?大丈夫だよ、いや切らないと食べにくいよ。ってヨメと軽く火花を散らしてたら、後ろからオバさんがやってきて、
「ハイハイ喧嘩しないの。今日はひな祭りだからねー」って、ハサミを持ってきて切ってくれました。
やっぱり聞こえてた。

そして、オバさん去り際に、ぼんぼりに〜♫ってひな祭りの歌を小さく歌うんです。
灯りをつけましょ、からじゃなく、
「ぼんぼりに〜♫」から入ってました。
かわってんなー。なんやこのひと。ちょっと、オレこういうのたまらんのやけど。。

ぼんぼりに〜って。。
コイツかなりのハイセンスババアやなー。ほれぼれするわー(´∀`)

っていう、おもしろい焼肉屋さんの話でした。
店を出て歩きながらヨメと、
スゴかったよな、うん。すごかった。
コント見てるみたいやった。ドリフにあんなネタありそう。だよな。
しかしあのオバちゃんトイレ3回くらい行ってたな。
え?まじで?
行ってた。頻尿なんかな。。
ちゃんと手洗ってんのかな?
えー、ちょっとー。それって。、

って話してる
後ろから、

「ちゃんと洗っとるわ!」

って声が、

聞こえてき

ませんでした。

でもそんなことを思ってしまうくらい、声のデカい地獄耳すぎるオバさんのいる焼肉屋のお話でした。

ぼんぼりに〜(´∀`)

 

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2017 R-1グランプリ

石出奈々子横澤夏子紺野ぶるま、ゆりやんレトリイバ、ブルゾンちえみ
今年のR1は女芸人が面白かったなー。
おれの中では石出奈々子がダントツ優勝やったんやけど、これまで見たことのないような発想の笑いだったので衝撃やったね。
審査員の清水ミチコが、「お笑いって女が男に勝つことはない。とされて来た歴史があるが、変な女の人が、誰も思いつかないような独自の発想で笑いを取ろうと真剣に立ち向かうと勝てる。瞬間があるのかもしれないな。。」みたいなことを、言葉を選びながら、真剣な表情で言ってたのが面白かった。新しい若い才能に心からエールを送っているような、そんな言い方だった。

彼女が若手の頃はダウンタウンウンナンと一緒に番組をやってたこともあり、圧倒的な実力差を目の前で見せつけられてきた経緯もあっただろうから、その時の辛さもあったんだろうな。でも今日の彼女たちのネタを見て、敬意を払いながらも何となく誇らしげだった。それが良かったな。。

清水ミチコのピアノ弾き語りのユーミンネタは好きなんだよなー。

 

個人的にはブルゾンちえみが今波に乗ってるので期待してたけど、本番でネタ飛んじゃって最後泣いてる感じもやっぱり女性らしくて、あれがもし計算だったら彼女はただもんじゃねーな。なんても思ったりする。
ブルゾンちえみ、優勝できなかったけどまたさらに人気でそうね。あれ見ると男はうるっと来たから。

おもろいな。
ゆりやんもおもろかったなー。

ブサイクで女を捨てたようなオンナが、超美人でプライドが高いオンナが言いそうなセリフを吐くと笑える。。
笑いは意外性、緊張と緩和、って桂文枝横山やすしも言ってたな。
相反する要素が同居すると反応が起きて笑いが生まれる。
それを体現するような女芸人たちのネタがたくさん見れたので面白かった。。

 

https://news.yahoo.co.jp/polls/entertainment/28082/result?fr=fb_sp_svy

 

猪瀬さん オフ会 20170228

今日は休みだったので、朝から「ラララ宇宙人」
いや、LALALAND見に行きました。
良かったですよ。ハリウッドらしいなー。アカデミー賞狙いにいっとるね〜。すごいなー。みたいな映画でした。
音楽が良かったですね。あと、衣装や背景の色彩の配置の仕方に気持ちいい感じがありました。
ラストの演奏シーンで二人が幸せになっていく妄想?のところがちょっときましたね。
ミュージカルのエッセンスもあって、ノリが良くてオシャレで明るい、誰も傷つかない。
そんな映画でした。

夕方からは猪瀬さんのオフ会です。
今回から新メンバーも加わって賑やかな感じ。
猪瀬さんの今日の話で一番面白かったのは、
「太宰も三島も、オカマだったんだよな。だからあんな作品を残すことができた。でも悲劇的な宿命を背負っていた。彼らは二人とも自殺した。のだからさ」
みたいな事をいってて、すごく理解ができる気がしました。思わずそれよくわかります。って言ったら、
「そうだろ〜」って言ってました。

確かにそうなんだよな。。
オカマっぽい二人とも、性的な意味ではないですよ、。もちろん。

わかるかなー。。

 

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平和な一週間。あー、働きたくない。。

●月曜日
恵比寿のスカイウォークを歩いてたら、知らないおネエさんがボクの腕に抱きついてきてびっくりした。遠くから彼女の連れの男の人が「こっちこっち!」って言う声が聞こえ、その人「あ!ごめんなさ〜い。。」って離れ際に、ボクの腕を彼女の胸にムギュッとして去っていった。間違っちゃったのね。
しかしあのムギュはなんやったんやろうね。もちろんうれしかったけど。なんかお金持ちそうでキレイな女性でした。

●火曜日
家に帰ってヨメとどうしようもない理由でケンカになり、メシを食わず空きっ腹を抱えて眠っていたら、“北朝鮮平壌にある日本食堂に自分がいて、メニューを見たら読めない魚の名前ばかりが並んでいて、ハラ減ってんのにすごく困ったな〜”という、そんな変な夢を見ました。

●水曜日
初めて入ったタイ料理屋でガパオライスを食べた。これまで食べたいろんな店のガパオライスより群を抜いておいしく、しかも安かったので、お会計の時に店員のタイ人のおばさんに「すごくおいしかったですよ」って言ったら、「ありがとう」ってうれしそうにウインクしてくれたよ★

●木曜日
渋谷駅の構内を歩いていたら、すごくキレイなというか、ボク好みのトーンの少し湿ったような女性の声でJRの旅行ツアー案内をアナウンスする声が聞こえてきた。わー、いい声だなーって、目の前にあるインフォメーションセンターを通りすぎようとしたら、その声の主はそこにいたスタッフで彼女がマイクに向かってしゃべっていた声だったので、なんかウットリしたね。

今日は金曜日ですね。
いまんトコなにもないけど。
朝、中野駅で電車を待ってたらレールの上に二羽のカラスがいました。カラスの足元には死んでしまって首がなくなったネズミがいて、カラスたちはむき出しになった肉片を黒い嘴でついばんでいました。
陽に照らされて鮮かなピンクに濡れてたその部分が、とても淫らなものを激しく思い起こさせるので気分が悪くなりそうだった。
目の前に黒いコートを着た女の人が視界を遮ってくれてほっとする。その人はカラスたちのようすをじっと見ていた。
そんな不吉な光景の金曜日の朝。
今日はもうおもろいことないやろな。
べつにいいけど。
今週は忙しかった。いや、今年になってからずっといそがしい。

休みたいね。
正直働きたくなんかないね。
働かずに毎日酒飲んで、時々走って、キャバクラとか風俗にたまに行って、年に一度くらい海外旅行とかいけるような余生を送りたいね。いいなあー。楽しそうだなー。

人生はつらい。
人生楽ありゃ苦もあるさ。
人生山あり谷啓

そんないつもの一週間。

 

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新興宗教ってどうなんだろ。

このニュースがずっとネット上でグルグル走り回っとるね。鬱陶しいほどに。もういい加減、飽き飽きするほどに。。
この話を最初に聞いたときすぐに電通の亡くなった女の子の一件とリンクした。

それと、自分が若い時に働いていた漆黒の会社のことも思い出した。

自分にとって、
幸福の科学とか、統一教会とか、イエスの方舟とか、創価学会とか、ものみの塔とか、エホバの証人とか、生長の家とか、そんな新興宗教のことなんかどうでもよく、なにも心動かされることなどない。今のところですが。。
しかし今あげただけでも、こんなに神様おるんやね。笑うわ(°_°)

 

新卒一年目にワイドショー番組でオウム真理教特集を制作アシスタントで携わった時、資料としてそれに関する著書を沢山読んだりもした。のだが、理解はできても全くそこに引き込まれる人たちに、共感する部分は少しもなかった。
その時はね。

宗教なんかに人の心は救われるはずがない。

おそらくその思いは今もかわらず、この前映画の「沈黙」見たけど遠藤周作も同じような事をあの作品の中で言いたかった事の一つなのかな。なんて思ったりもする。

でもそんな自分が、仕事だか人生だか何だかに悩んで変な宗教にハマってしまうこともあるのかもしれんね。、
いや、それはないな。どうかな。、わからん。

でもこの清水さんは宗教が自身の生活の中にあったことで救われたのかもしれんね。

売れっ子の芸能人が危険なほどに追い詰められて、強引にでも仕事辞めたいってなったらこれくらいの規模の宗教をバックにつけないとできなかったかもしれん。そういう理由で彼女はラッキーだったのかもしれない。

救われたのかもしれない。

大なり小なり、いろんなケースがありますが、命より大事な仕事なんてこの世にはないですからね。。

 

http://lite.blogos.com/article/211088/