ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

46のおっさんがあいみょん にハマってます

あいみょん いいですね〜。すごくいいですね〜^_^
いま彼女のCDを聞き始めてるんですけどね、そのきっかけはこの曲。初めて聴いた時はちょっとビックリして、そのあと彼女が表現する世界に惹かれてしまいました。

「生きていたんだな」

メッセージ性の強いドキッとするような言葉を使って唄ってるけど真意はその逆にある事を表現してるのだろう。
生きろ!十代の自殺が増えてるっていうけどそこに向けてるのかな。

でもこんな若く感性が鋭いアーティストの作品に触れると尾崎みたいにならないといいが、なんて悲観する。大人を批判する事によってその立場と支持を得た彼が実際に大人になった時に何も唄えなくなった尾崎。
対象を失うではなく、その対象になってしまった事によって起きてしまった悲劇。
そこを超えてほしい。

セリフみたいに喋りながら歌につなげていく感じがやっぱり尾崎みたいで、中島さんの曲にもこゆのあったな。
いいな、懐かしさと新しさを同時に感じる曲。

 

https://youtu.be/EEMwA8KZAqg

 

 

 

ブラッククランズマン

楽しみにしていた映画を観に六本木へ、良かったですね〜、おもしろかった!

「ブラッククランズマン」

スパイクリー怒ってました。でも自分のオリジナルな作品の色をしっかり出すところは出してます。そんな印象。

 

実際にこんな事件がアメリカであったとは知らなかった。どうでも良いんだけどね。あの国が幸せになろうが地獄に落ちようが、別に。。

でもまあ日本は51番目の州だから本土アメリカ社会についての関心は持ち続けてます。

トランプ大統領になってから、こういった白人至上主義や人種差別をテーマに扱った米国発の映画がみられるのはあの国の歪みを反映しての事なのでしょう。この前見たビールストリートもそうだし、サバービコンも同じテーマだった。

 

ひと月前ですかね。

ニュージーランドのテロ事件が起きたのは。もう忘れ去られようとしてるけど。KKKの気持ち悪いアホのおっさんがモスクで銃乱射して罪なきイスラム教徒を殺害した事件。トランプ大統領はそれについて白人至上主義は関係ないってさらっとコメントをし、トルコのエルドアン首相はすぐに報復だ!って怒りまくってました。あの二人何かを象徴してます。

当のニュージーランドのアーダーン首相はこの事件に対し自動小銃の所持禁止の措置をすぐにとり、この事件について静かに語った、

以下、

「男はこのテロ行為を通じて色々なことを手に入れようとした。そのひとつが、悪名だ。だからこそ、私は今後一切、この男の名前を口にしない」

「皆さんは、大勢の命を奪った男の名前ではなく、命を失った大勢の人たちの名前を語ってください。男はテロリストで、犯罪者で、過激派だ。私が言及するとき、あの男は無名のままで終る」

大国アメリカとトルコのリーダーの態度に比べ、アーダーン首相の方がリーダーとしての正しい振る舞い方をしてるのは自明なんですよね。未だに銃規制できない米。

 

この映画はKKKについての話だったけど、そういった白人至上主義団体はトランプ大統領になってから増え続けてるらしいです。

白い頭巾をかぶって顔を隠し馬に乗って銃を打ちまくって、十字架を燃やして奇声をあげる弱く可哀想な人たち。顔を隠してる時点で終わってます。その弱さ。自分とは違う他者を否定し、他人への興味やそこから学ぶ意思を諦めた小さく弱い人たち。何が白人至上主義なんだろうね。そんな弱っちい小さな人たち。

 

人類の起源なんてアフリカ発だなんてことは生物学上常識なはずなのに、そんな事も受け入れられないバカなんでしょうね。アメリカの地方に住む福音派とかいわれる人たちは本気でこんな人達がウヨウヨいるんでしょうかね。

怖いです。日本人に生まれてホントに良かった。でもなー。日本は日本で、。

日本の映画はマンガの実写か恋愛モノか、良くて不治の病を扱うくらいが関の山で貧しい家族の問題なんかやったら吊るし上げられるし。

それに比べてアメリカや海外は世の中で問題となってる事実に真摯に向き合い作品として残し人々から賞賛を受けている。

貧困問題といえば、イギリスの「私はダニエルブレイク」という作品がパルムドール受賞した事を万引き家族をdisるネット民は知ってんのかな。

そんな事を考え込んでしまったこの映画の感想です。

 

f:id:maboo828jp:20190413163658j:image

 

スプリングビアラン

日曜日はスプリングビアラン🍺してました。
東京のウエストの方。
意味もなくルー語でいきますよ。
一橋学園前(ワンブリッジスクールフロント)スタートで玉川上水(ボールリバーアップウォーター)サイドをひたすらランしてプレイアイランド(拝島)をパストして、ロックリバービアブリユーイング(石川酒造)でローカルビール(地ビールです)をドリンクし、メニーシェイクリバー(多摩川)を走ってエイトプリンス(八王子)からシャローリバー(浅川)に渡り、二件目のシェアードブルワリーでオリジナルビールを楽しみました。
レイルウエイとモノレールで立川(スタンドリバー)へ移動してテイクアバス!(銭湯)、

ビートアップ!打ち上げは餃子のニューヨーク🥟
でした。

エブリワン、グッドラン、グッドドリンク、グッドイート^_^

みんなでよく走り、よく飲み、よく食べました。
そんな春の日の楽しいワンデイ😊

 

f:id:maboo828jp:20190409081412j:image
f:id:maboo828jp:20190409081425j:image
f:id:maboo828jp:20190409081436j:image
f:id:maboo828jp:20190409081408j:image
f:id:maboo828jp:20190409081548j:image
f:id:maboo828jp:20190409081428j:image
f:id:maboo828jp:20190409081416j:image
f:id:maboo828jp:20190409081351j:image
f:id:maboo828jp:20190409081441j:image
f:id:maboo828jp:20190409081404j:image
f:id:maboo828jp:20190409081421j:image
f:id:maboo828jp:20190409081400j:image
f:id:maboo828jp:20190409081444j:image
f:id:maboo828jp:20190409081355j:image

NHKスペシャル 「詐欺の子」を観ました。。

録画で見たのですがすごくリアルで途中観てて苦しく身につまされるようなドラマだった。でも観て良かった。さすがNHK
いいもの作りますね。
オレオレ詐欺の実例を元に組み立てられたフィクションなのだけど、犯罪に手を染める若い子たちは貧困や暴力などという不幸によってたまたまそこにはまってしまっただけで、ホントはフツーのいい子たちなんだろうな。
でも中にはホントに悪い奴もいるのだろうけど、。
教育や教養の必要性は絶対不可欠だが、それさえありつけない「ある層」の子供達が自分が想像するより増えてるのでしょうか。
なんやろなこの不条理そして不平等。
こんなドラマってひと昔までは良く見られたものなのだろうけど、
この前の「砂の器」観た時も同じこと書いたのだけど、世の中の暗部を晒すような作品はやっぱり必要だと感じる。

メデイアの存在意義。その真の社会的役割。
オンデマンドでも観れるので是非。

 

https://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20190323

新元号発表の日

初春の令月にして、気淑く風和らぎ

さよなら平成、こんにちわ「令和」
万葉集
梅花の宴で詠まれた歌から生まれた新元号

平成と令和のアタマとおしりで平和。
なんだかぼくらの昭和を引き継いでるようで親しげ。
いいな、気に入りました。
柔らかな温度を感じる。凛としてるのに親しげに笑いかけてるような「令和」

昭和記念公園と桜ともののあはれと

昭和生まれの僕は平成をあとひと月残した今日、国営昭和記念公園まで走りました。役25キロです。10キロ以上も走ったのは東京マラソン以来です。昨日久々に400mlの献血したもんで、そのせいもあってか、なんだかエラくきつかったです。
昭和記念公園は平成生まれの東京ドーム39個分もの広さがあるらしいのですが、そう言われてもいまいちピンとこないです。広さを例える際に東京ドーム何個分とか説明されてもわかりにくい。も少しうまい例えがないもんかね、。

まあでも都心とは違い高い建物が少ないので空も抜けて見えるし、とても広い公園で今日は大勢の花見客で賑わってました。

走ってる途中もあちこちで桜が沢山咲いていて陽気な花見ランを楽しめましたよ。

毎年この時期に咲く桜。
一年のうち1週間程度咲いてあとはキレイに散っていく桜。
もののあはれ
咲いてる時よりも、枝葉だけの時間の方が圧倒的に長い桜。
咲いてる以外の時間は死んでるも同然の桜。
桜が美しいのは咲いてる間にその死を意識させるから美しいのだ。とか、
紫式部だか清少納言だか忘れたけどそんな事言ってた気がする。上手いこと言いますよね。
確かにそうだよな。あともしも桜が年中咲いてたら散った花びらの掃除が大変だろうな。

桜ランの後に「梅が湯」という銭湯に入り、昭和記念公園に向かったら閉園間近で危なかったです。でも六分咲きくらいであんまり咲いてなかった。来週来ればよかったな。。

 

桜は好きだけど、春はなんか心が不安定にざわざわする感じがして、ダメなんです。
嫌いな季節ではないが好きではない。

満開の桜ってわざとらしくてウソっぽいから。

 

元号はなんになるんでしょうかね。

 

f:id:maboo828jp:20190401151108j:imagef:id:maboo828jp:20190401151137j:image
f:id:maboo828jp:20190401151146j:image

 

 

 

砂の器

今日のはなんかキレイな話だったんですよね。

松本清張原作「砂の器」のリメイク版ドラマを観ていた。この作品は映画やドラマでも何度となくリメイクされるいわゆる名作と位置付けられる作品。その始まりは山田洋次脚本、丹波哲郎森田健作そして加藤剛の主演で、初の劇場公開されたのは1974年。もちろんリアルタイムでは観てはいない。だけど学生の頃に観てひどく心に響いた邦画のひとつになった。

原作は今でいうミステリー小説のスタイルをとった作品なのだが、そのメインとする背景にはハンセン病患者に対する苛烈な差別を世に問うというテーマを下地に物語は描かれていた。

ハンセン病って何?

ってあると思うのですがそれは置いときます。

当時映画化される際にはその差別がこの映画によって助長されるのではないかという懸念や制作側の葛藤もあったのらしいのですが映画化に踏み切り、劇場公開後世の中に大絶賛を受ける結果を得る事になつたといいます。

松本清張とこの作品の持つ力が社会に受け入れられ、ハンセン病に対する世間の認識が変わっていくキッカケとなっていきました。

天皇皇后両陛下が91年にハンセン病患者への慰問が実現した理由にこの映画の影響により認知度が高まったこともあるのかもしれないと思ったりもする。

 

今回のリメイク版はハンセン病ではなく、犯罪者の家族への差別と贖罪。みたいなものにそのテーマがすり替えられてるのだが、なんか、。

浅いんですよね。軽いというか、。出演する俳優がジャニーズタレントで固められていたり。

時代とともに名作はそうやって語り継がれていくのだろうけど、そういうものなんでしようかね、。

あと今はいない松本清張山崎豊子の社会派小説が何度もリメイクされるのも気になっていて、今の現役の作家で世の中の問題を白日の元に晒し、世間に問うような力強い筆を持つ作家が不在なのも嘆かわしかったりします。

世の中の暗部を芸術によって高い域に昇華させ、そんな作品の力によって大衆の理解と喝采を浴びるような作家がいない。

沖縄や原発や貧困、幼児虐待や、現代社会に横たわる問題は沢山あるけど思うのだけれど。

「宿命」久しぶりに聴いてみた。やっぱりいい曲だよな。

https://youtu.be/9axACQoRn0E