ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

献血とエロス

定期的に献血をするのが習慣になっていて、 もちろん、困っている人の助けになりたいとか、あるいは血液検査もできるので自己の健康管理のために続けているという意味もあるのですが、 それともう一つ、、 そこで働いている看護師の方にとてもキレイな女性がいて、実はその人に会いに行くのが本当の理由なのかもしれません。

年齢的にはそう若くはないとは思うのですが、30代半ばくらいで、ルックス的には女優の綾瀬はるかをグッと大人にし過ぎて、少しやつれてしまったような表情の奥に、こころを許した人以外には決して明かされることのないくらい陰を秘めたような、そんな印象をもった女性で、 献血にいくといつも、そのしずかに淡々と仕事をこなす姿を遠くから見ておりました。

自分がどの看護師さんに当たるのかは指名制ではないのでもちろん選ぶことはできません。いつかその人に当たらないかなあって思いながら、およそ三ヶ月に一度、そこに通っていました。

それでこの前、その人に当たったんですよね〜。 いやいや、うれしいというか照れるというか変な感じでしたよ。 腕をまくって脈はくを測るのですが、ぼくのはペースが普通の人より少し遅いらしく、それについて彼女はこう言いました。

『あなたはランナーなのですね。』

ランナーって脈はくが遅いことをなにかの本に書いてあったなあ、そういえば。。いやいやそんなことよりいまの言い方がとても何というか、若干かすれ気味の低い声がエロくて、ねっとりとした口調で艶めかしい。艶っぽい。そんな感じだったのですよ。 そのあとすぐに消毒をし、針を刺される痛みの瞬間に、彼女の左薬指にはめられた輝く指輪のきらめきに欲情しそうになる私はやはり変態なのでしょうか。。

なんのオチもない、そんなとある春の日の平和な日曜日におっさんが献血して他人がみたら理解のできない笑みを浮かべてるっていう話ですよ。。