ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

中国について

中国のことなんですけどね、、

唐突で、どう書き出していいのかわからんのでこんな感じなんですが 例えば買いものに行って雑貨や衣料品なんかみてたら タグにmade in china って書いてるし コンビニやファミレスには 陳さんや王さんが働いてたり、 仕事では中国の人たちと協力して一緒に作業を進めてたり あと、ニュース見てると主権問題がどうとか、 それに自分の場合は嫁が上海人だったりして 関わりが深い。んですよね。
当たり前ですが中国にも日本と同じように歴史があるわけで 日本はあの悲惨な戦争が終わったあとに 復興をし奇跡の経済成長を遂げて今に至るあいだに 中国ではず~っと混乱が続いていて、 国民党VS共産党の内戦があったり その内戦で勝利した毛沢東率いる共産党が行った大失政で たくさんの人々が処刑されて命を落としたりしてるんですよね。

いろいろ細かい話もたくさんあるのですが、 つまり、あの国はずっと血を流していたんです。 文化大革命大躍進政策とかいうワードで検索かけたらいろいろ出てくるし そのことについて書かれた本や、映画などもたくさんあるので 何があったかは書きませんが、 平和すぎるこの日本では考えられないほどの 恐ろしく悲惨なことが、あの国の社会のあらゆる場所で繰り返されていたんです。 あまり今のメディアの中では語られませんが。。

戦後に断絶された日本との国交正常化が1972年で その年は自分が生まれた年で その頃の中国は文化大革命の嵐も終焉を迎えた時期で ウチの嫁さんは、その頃に上海で生まれました。 いまの上海とちがい、政治の遅れのせいもあって その頃は電気やガス、道路などといったインフラが整備されていなく 電話もお金持ちの家にしかないような状況だったらしいです。

下放政策」っていうのがあって、 これは中国共産党が革命の一環として推し進めたもので 都会に生む若者を田舎の農村や開拓地に送り込み 個人の思想に革命を起こさせるみたいな わけわかんないですよね、でもそんなわけわからんことが当時の中国全土で 当たり前に行われていて ウチの嫁とその両親はそのわけわからん政策のために離ればなれにさせられるんですよね。 上海からチベットあたりまで下放させられた両親は何年も上海に返されることはなく そこで思想教育という名目で毎日毎日きつい肉体労働を強いられたらしいです。

自分が生んだ子供をその腕に抱くことも許されず そんな状況で強制的に働かされていたらしいです。 嫁さんが10歳くらいになったときに、両親はようやく上海にもどったのですが 実の親子でありながら、親からの愛情を受けるべき間に一緒にいないわけだから その関係は親子ではなく、他人みたいなものでよそよそしく、居心地が悪いものだったと 彼女はそのときのことを語ります。

幼少の頃は上海の祖父母に育てられ、 両親が帰ってきた後も祖父母の家で生活を続けました。

一方すっかり地方の人間になってしまった両親は上海の生活がなじめず 再びもといた北の土地に帰りました。

国のせいと言ってしまったらそれで終わりなんですけど 中国では個人の生活や幸福が国や政府のせいで奪われてしまう、 というようなことが日常的にあって だから だれも国のことなんか信じていないし、 自分のことは自分で守るしかないっていう意識が強いようなんですよね。

中国人の方には。。。

あと いま、メディアで報道されているような 反日的な中国人っていうのも いることは確かですが、そればかりじゃなくて 日本のことを好きでいてくれる人や 日本を見習いたいと思っている人はたくさんいたりする。

この国のメディアはホントにバカだから そういう反日的なニュースばかりを取り上げるのですが そうではないです。

なんかそんなことを言いたくて書いてしまいました。

中国のことについては、まだいろいろ思うことがあるので まだ書き足りないのですが またなんかあったら投稿しますねんw