オリンピックから帰ってきた選手たちのインタビューやテレビ出演を見てたのですが みんな若いのに礼儀正しくていい子ばかりですよね。
受けこたえがしっかりしてて、何度もリハーサルして本番にのぞんでるかのような立派なコメントしてるのをみると、 いちいち“うわ〜”って関心してしまいます。
でも、それがですね。。 なんかそういうのしばらく見てるとぼくはひねくれ者なのでなんだか変だな。。 みたいな感じが出てきて。。 ですね。
なぜそう何かが引っかかるのかと考えてたら、 沢尻エリカの「べつに。。」問題のことを思い出してしまいました。
その一言で彼女は一時期ワイドショー、週刊誌に追いかけ回されて、しばらく干されることになるわけですけど、
ぼくはあの時の別に。。って答えた感じ、、は別にwイヤではなかったです。
それよりもなんでそんなに騒ぐのか?!ってことの方が強くてその異様な状況のほうが気持ちが悪かったです。 差別とか卑下するつもりはないのですが、スポーツ選手や芸能人の人たちって、普通の人にはない特別な才能を持ってるわけだから、 その人達に常識!?というか、人間性みたいなものを求めるのは違うと思うんですよね。
ひとつひとつの発言にまで気を使わせるのはどうかなと思うんです。 例えば、韓国のキム・ヨナは、真央ちゃんに比べて全然態度わるいですよね。。でも結果はしっかり残してるから賞賛され、尊敬されそれでよしとされてる。
世界のマラドーナや、マイク・タイソンは、人間的にはむちゃくちゃすぎて近くにいたら相当イヤだけど、遠くから見る分にはかなりおもろい存在ですw
かなり前になるけど、選手時代の落合とか、野茂英雄とか、ジャンボ尾崎、芸能人なら昔のビートたけしや泉谷しげる、勝新太郎、横山やすし、 まあヤッさんは別格ですけどねw、
彼らはメディアに対していつもふてぶてしい態度で、質問にもろくに答えない感じがかっこよくて、危ない感じがして、でも逆にそれが何かか人間臭くて、言葉の間にちらりとのぞく色気みたいなものを素敵や〜ん♪なんて感じてました。
そういうのが見たいのです。
たとえば真央ちゃんが いつものニコニコした笑みを消して、急につめたい表情に切り替わって 危険な香りをただよわせながら
「あんたら何回おなじこと聞いてんのよ?」
とか
「あの状況でトリプルアクセル決めてみろよ。そしたらなんでも答えたるわ。。」 とか吐き捨てるように言ったとしたら、
おれはもうたまらんと思いますw
真央ちゃんや、沙羅ちゃんのコメントは超優等生なんだけど、ぼく個人としてはそんなのあまり見たくはないです。
もっと勝ち気で傲慢な態度でいいと思う。 実際にスポーツって他人と争う過酷な勝負の世界でもあるし、 そのまたスーパーハイレベルないわゆる「世界一」を目指して戦っているわけだから、本来ならそんな余裕すらない。
と思うんです。
自分を極限までストイックに追いつめて追いつめた先に、 あらためて己と正面から向き合い、 何かを表現するときにみせるまばゆいほどの光のような、神様がそこにいるような輝きを放つ姿をみて凡人は感動する。。 わけやないですか。 だからそれ以外を求めたらいかんと思うんです。。
マスコミはすぐにどうでもいいことで世間を味方につけてると勘違いして、正論を振りかざして個人を叩いて叩いて、金儲けするという矮小なことしかできないので、そういうのに負けないくらいの熱いハートをもったアスリートが1人くらい現れてもいいように思うんですけどね。
例えばね。
「金メダルおめでとうございます」
「ありがとう、当然の結果やな。もっと褒めてくれる?オレ頑張ったなー、全部オレの、オレひとりの実力や。わかる?」
「あ、はい。これまでの4年間大変でしたね、応援してくれたファンの皆様にコメントをひとこと、」
「あー、特にないね、。そういうの言いたくないし。。」
「あ、そうですか。」
「ないね。
「では、今日本に帰って一番やりたいことはなんですか?」
「そやねー、これまでの4年間は食事も酒もタバコも、風俗もぜーんぶ我慢してたからな、日本に帰ったら風俗に行って、女の子と気持ちよくなって、チョー気持ちイイーって言いたいね。ガハハハー!」
「あ、ありがとうございました。、」
みたいな、金メダリストがいたとしたらオレはもうたまらんね。毎日ファンレター送るわなー。
でも、
まあ、いまのしょうもない世の中では多分無理だろうけど、、そういうのもアリだよな〜wって思いよりますねん。