ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

夜明けのスキャット

小学5年生の冬。

こたつでうつ伏せになって眠っているときに 夢見心地で なんか、床にちんこをしばらくおしつけてみると、鼻の奥がツーンとしてきて 脳みそがとろけるようなあまい気持ちにおちていくということに はじめてきづいてしまったことがその初まりなんですけど。。

でも、 それよりもっと前に、この曲がテレビの中から流れてきた瞬間。

初めて、それまで閉じられていた「ある感覚」にふれられたようで もちろんそれは、それまでに感じたことのないもので、 そこは傷口のようにヒリヒリとむき出しにされている様子で、 その場所を撫でられると、 奇妙な驚きとともに、思いがけない快感が呼び覚まされるようで。 とても切ないような、いたいたしいような。。そんな感じがして、、 それでいて 同時に この「ある感覚」のずっと先のほうには、 バラ色なのか。。、ももいろなのか、なんなのか そのときはわからない たぶん甘くせつないような世界が、どこまでもひろがっていることを予感しながら 震えるように その曲を聞いていると、それをどう受け止めていいのかがわからずに なぜかしら、わんわんと声を上げて泣きだしてしまったのですよね。。

5才か6才くらいのころだったとおもうんですけど。。。

その感じをいまでも強い印象として覚えています。

この曲と、この歌声の持ち主はもっと評価されるべきだと思うのですが どうなんですかね。。 。。。。 ただいま、土曜日の午前3時です。 飲んではいないので、もちろん酔ってはないのですが、

春のせいですかね。。 あたたかくなると、ぼくはいつもこんな風になってしまって 桜の季節のこの時期に。 世の中の特別に前向きな変化がわざとらしくてウソっぽくて、 とてもではないですが、そんなものにはついていけずに。 おおきく出遅れているようで、 到底明るい気分などにはなれず、 こんなジトっとした気分にさせられて なんだかウジウジとふさぎこんでしまうのですよね。

 

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