ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

夜的恵比寿満員電車的妄想

金曜の24時過ぎ。

JR恵比寿駅で帰りの電車を待っていました。 金曜の夜はお酒に酔った乗客が多く、特にこんな時間の山手線は朝以上のラッシュで死にそうになるんです。、 いや、もちろん死なないですけどねw

すでにホームは列をなした人たちでいっぱいで、ボクはその列の後ろで待っていました。やがて入ってきた電車はすでに満員状態で、この列の先頭から自分がいる位置までの人たちが乗るのはキビシいわな。。、みんなは乗るんだろうけど、オレはムリだ。。 だってオレ満員電車に乗ると、死にそうになるんだもん。いや、死なないけどね(°_°)、、

ってあっさりすっかりあきらめ。、

その電車には乗らず次の電車までやり過ごすことにした。

満員電車に、満員の列をなした人々が飲み込まれていく、 わ〜。。すでに満員なのに、さらに満員が重なって車内はとてもひどい状況になっていきよるね。 発車のベルが鳴る。 『ドアが閉まります、無理な乗車はお控えください』 ドアがしまりかかった。 そこへ、ひとりの男がドアに向かって猛然と走り込んできた。

さらに押し込むように乗り込んできたそいつのせいで、 入り口付近にいた人たちはそれぞれが怪訝で迷惑そうな様子で、互いに「迷惑なヤツだ」と言わんばかりに顔を見合わせている人もいた。

電車のドアはしまる。 いや、ドアはしまらない。

その男がムリに乗り込んだせいでコートや鞄がはさまって、ドアはなかなか閉まってくれない。 もう一度開き、その男が相撲をとってるみたいに押し合いへし合いしてると、 男の腰に、ひとりの女性の腕がスッと伸びた。 男の体を車内に引き込もうとしている。ではありませんか。。

やや間があって、もう一度ドアは閉まろうとし、今度はうまく男の体は車内におさまり、電車は無事に発車することができた。 その瞬間。ガラス窓の向こうにいるその女性の表情をみた。 「よかったわね」 瞳がそう語っていた。ようにおもえた。

無表情にも見えたが、よく見るとすこし笑ってるようにもみえたからだ。 素敵な女性だと思いました。 見ず知らずの駆け込み乗車のバカ男に優しくできるその人のことをこころから素敵だとおもいました。

まじめそうだけど、奔放でおおらかさを併せ持った魅力的な女性。でした。

年は20代後半くらいですかね、、白いコートに落ち着いた色のチェックのマフラーをまいて、、 こんな時間なので化粧が少しくずれてるようにも見えるけど、健康的で若々しい印象が伝わってくる、朗らかで笑顔も素敵なんだろうな〜って感じさせるような、そんな女性でした。

いやね、、さっき、ヨメと喧嘩しましてね。。。

どうでもいいことで、結構な言い争いをしましたね、。 すんません、場面転換しとりますよ。 それで そのときこう思ったのです。 あの電車の素敵な女性と、もう一度人生やり直せたらどんなに、いいのかと。。

あんなにやさしい女性と一緒になれたのなら、いまと違った人生があるんだろうな〜、、って。 ふと思ってしまいましたよ。 まあ、こんな己に都合の良い、自分勝手でアホみたいな夢は叶うワケがなく、 現実はどこまでも退屈で無機質に流れていくことくらい わかってますよ。いい年こいたおっさんなんでね。。わかってますって、、。

でもね、もし許されるのなら、あんな女の人と、 代々木あたりの、オシャレなカフェなんかでランチとかしてみたいな〜。。って 妄想したりするわけです。

「このところだいぶ寒くなってきたけれど、風邪には気をつけてね」

「はい、ありがとうございます」

「風邪薬はオレはルルをむかしからのんでるんだけど、キミはなに?」

「あ、。ワタシ、。パブロンなんです。」

「へ〜、パブロンなんだ〜、そっか〜、なるほどね〜」

あ、カフェでその人とかわす会話を妄想してます。。

すんませんね、置いてきぼりな感じですが、突然妄想がはじまるので、ついてきてください。 オモシロくないので、ムリに最後まで読まなくてもいいですよw

「ボク、長崎の出身なんだけど、ちゃんぽんより、皿うどんが大好きなんだ。」

「そうなんですか」

「うん、でもね細麺じゃなくて、太麺が好きなんだよね。」

「はあ。。」

「で、その太麺皿うどんにたくさんのお酢と、コショウをかけて、ゴホゴホむせながら食べるのが好きなんだよね、とても好き」

「ああ、、」

「いや、そのお酢とコショウをたくさんかけた太麺皿うどんが好き。というより、それを食べてる、そんな自分が好きなのかもしれないね、フフフ。」

「あ〜。。」

「あれ、楽しい?」

「まあまあですね」

みたいな、そんな会話を、、なんかしてみたいです。。

いえ、あの〜、今日のお話は、なんなんでしょうかね。

自分でも着地点がわからないです。どう締めたらいいのか思いつかないのですが。。

こんなことをふと妄想してたっていう今週末の出来事です。

 

おわり