ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

この国のかたち

74年前の、本日12/8に真珠湾攻撃で日本は日米開戦に踏み切りました。

そんな今日、猪瀬さん主催のシンポジウムを聴きに行ってて、 石破さんがそこにゲストで来てて興味深い話をしていたので記録。

日本は真の独立国家といえるのだろうか、疑問だ。

集団的自衛権もイヤ、米軍基地配備もイヤだ、って矛盾したことを言う人がいる。

国家というものは、国民と領土とそれを統治する政府で成り立っており、 国民の命一つ守れない国なんて、国家とは呼べない。

例えば拉致問題にしても、解決したければ自衛隊を出して 拉致された人々を武力をもって救出すれば良い。と言う人がいる。 でも、それはできない。

自衛隊は国家の自衛のためにしか出動できないという 活動範囲が制限されているからだ。

そういう法律で縛られているからだ。 これが国といえるのだろうか?

日本は「民主主義国家」という国のかたちを民衆が血を流して勝ち取った国ではない。

ヨーロッパやアメリカと違い、かの国の近代化と、外圧とその時代の波に乗せられて 民主主義を獲得したに過ぎない。

だからほとんどの人々が国家の自衛や統治をリアルに自分のものとして置き換えて考えることができない、

だから、無責任に矛盾したことをまるで正義を振りかざすように主張する人がいる。

みたいなことを言ってた。

選挙にも行かない人たちが大多数の国で、それはそうだな。。 って腑に落ちた。気がした。 しかし、今回の安保法制改定で、おそらく、日本にも危機がおきることは予想されるし、最悪の事態が想定される場面もでてくるだろうから、本物の国家について、この国のあり方について国民全員が考えざるを得ないことになるだろうって。。 そんなことも言ってて、 でも国っていうのは本当はそういうことなんだろうな。。って思いました。

 

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