「沈黙」の前に観てました。
日活ロマンポルノ リブートプロジェクト 第三弾「牝猫たち」です。
白石和弥監督。といえば「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」を撮った監督で、実際に社会問題化した凶悪事件などを題材として描くことが得意な監督で、この日活ロマンポルノシリーズの中ではある意味異質な監督さんです。
これまで三本見てきたのですが、今回のが一番良かった。というかぼく好みの作品でした。
もちろん10分に1回の濡れ場は堅持されていて、もちろん実話を元にした話ではありませんが。、。
三人のデリヘル嬢の日々を描いたお話で、主役の女の子はガッキーに影をつけたようなキレイな顔立ちをした女優さんでした。が、めちゃめちゃやられてました。。
池袋西口あたりが舞台になってるのも面白くて、あの空気感なんか分かります。。
エロいんだけど淡々としていて、笑えるシーンも少ないのだが、三人のデリヘル嬢による、三つのドラマが並行して進んでいく構成がどれも面白くて、飽きることなくずっと見入っていました。
はじめはただのお客だった男と深い関係になって行く。みたいな、、見る側としては希望が持ててしまう夢のような展開に進んでいくので、そこが面白かったのかもしれないです。。
でも実際はあんなこと多分ないのだろうけどね、、いやどうかな。
とろサーモンのツッコミの方のニイちゃんがいい味出してました。漫才のネタやる時と違うキャラを出してて、なんかカッコよかったね。。