土曜の夜は「バンコクナイツ」
映像集団「空族」の制作。日本映画です。
タイに住む水商売の女の子と日本からタイに渡った男たちのお話。
上映時間3時間くらい。長いぞ。感想としては、、無駄な時間を過ごしてしまったようです。全くおもしろくなかった。
これが空族なのか、、。大したことないよな。何人かの知り合いにお勧めされたので観てみたのだが、、浅い。狭い。描き出そうとしているテーマがつかみずらく、結局3時間の構成で何を伝えようとしたかったのか、その意図が不十分。登場人物が多くて、セリフが良く聞き取れない。タイの女の子の演技が下手。緊張感がなく全編ダラダラしてる。。
そのユルさが狙いなのであれば、成功とも言えるのだろうが、自分の好みではなかった。ベトナム戦争について触れていたり、バンコクから俯瞰でみた日本の現状を皮肉ったようなセリフが時々出てくるのだが、浅いんですよね。もうちょっと掘り下げてもいいのに。。消化不良。不完全燃焼の印象がぬぐえない。
ひとつだけ良かったのは緊張感もなくダラダラと長いので、自分もバンコクの街にいてダラダラしているような、その世界に自分とつながっているような感じがちょっと気持ちよかった。
そんな感じの「バンコクナイツ」
このところ海外のレベルの高い作品ばかり観てきてるので、ちょっとホッとした感はあります。正直。。でもその落差がありすぎて日本映画大丈夫なのかな。なんて心配になったりもしました。