この前観た、映画「ムーンライト」について。まだ書いてなかったので。。忘れないうちに。
六本木、新国立美術館で草間彌生の黄色いカボチャを観た後のブルーな「ムーンライト」でしたよ。ギロッポンで映画観るのは初めて。
黄色から青への転換でした。
この作品は黒人しか出てこない映画なのですが、差別や偏見を謳った社会性を帯びた作品ではなく、そこからもう一歩踏み込んだテーマについて語られた作品でした。
とてもよかったのですが、ラストの10分間の大事な場面でものすごい睡魔が襲ってきて、あえなく寝てしまいました。。だから結果どうなったのかがよくわからない。仕事の疲れがたまってたのでしょうかね。でも映画館で寝るのって気持ちいい。。
ずっと観ててひとつ気づいたのですが、登場人物が着ている衣装とか、建物の壁とか、車、ネオン、海、空のブルーと白のコントラストが画面上に印象的に使われていて、どれもすごく綺麗だった。
そういった背景で黒人たちの、ある物語が展開して行きます。
あと月の光に照らされた彼らの肌の色。美しいブルー、。
いつも思う事なのですが、黒人の肉体、ひとつひとつの身のこなし。見ているとうっとりする。やっぱりキレイなんですよね。
歩き方とか、悲しそうに俯く時の首の角度とか、両手を広げて何かに激しく怒っている様。そういうのがまるでダンスを踊ってるようで、なんとも言えない。印象を受ける。ステキやね。、
でも寝ちまったけどね。。もったいないなー。
どうしようもないね。。
ラストはDVDで再確認するしかないんだな。