この映画の解説をネットでみていたら、シザーハンズ、美女と野獣、人魚姫とかぶせたレビューが結構書いてあったのですが、ぼくは「仮面ライダーアマゾン」と「トカゲのおっさん」にかぶってみえて仕方がなかった。
作品としては面白かったのですけど、この映画は男性より女性のほうに喜ばれるんだろうな、これって女子が男子とデートで観たい、いわゆるデートムービーとしては適しているんだろうな〜なんていう印象が強かったです。まあ、ボクには苦手な部類の作品でした。面白かったのですが、。
ヒロインの女の人がもうちょっと魅力的でキレイな人が良かったんじゃないのかなっていうのもあったのですが、そこにはおそらく監督の意図があるのでしょうかね。
美しすぎるとファンタジーだけどリアルな世界観が失われてしまうからなのか、お客さんの共感を得られないという計算が働いたのか、あのキャスティングはどうなんだろうと思ってしまいました。
あと、ちょっと笑えるシーンのひとつでもあればその裏側の悲しみみたいなものがにじみ出てきて哀愁感が増してくるみたいなこともあってよかったんだけど、それがないのが物足りなかった。トカゲのおっさんに見習って欲しいな〜。トカゲのおっさんのトカゲダンス見て欲しいわな〜。。監督にまっちゃんのコント見せてあげたいな。。
ヒロインがバスルームでオナニーしていたり、セックスシーンでアソコにぼかしが入れられている生々しい性描写が時々挟まれていたのですが、まったくエロいといという印象はなく、生物の営み的な、改めて人間も半魚人も動物の一種だからということを、ああいったシーンを入れることによって再認識させた上で物語を展開させていきたいという理由があったように受け取りました。そこは共感できますw
ミミズだってオケラだってアメンボだってってことです。
まあでも面白かったです。この監督の不思議な世界観は好きな方なのですが、「パンズラビリンス」にはかなわないかな、ちょっとあのときの独創的な世界観からブレているような感想をもちました。
そんな映画レビュー。なんかまとまりが悪いので、トカゲのおっさんの動画と仮面ライダーアマゾンの写真を貼っておきます。
そういえばアカデミー賞のメイクアップ部門でオスカー受賞した辻一弘さんは半魚人の目玉だけをメイクしたらしいですよ。目だけって。。面白いですね。
グレイテストショーマンっておもろいんですかね。。ちょっと観たいんですよね。。