ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

大阪二泊三日

ヨメが上海に帰省&休みがとれたので大阪に行きました。我が心の故郷「大阪」です。
ヨメには内緒なのでお金はほとんど持たず、新幹線の切符と2万円だけ持って東京から大阪に向かいました。ホテルなんかには泊まりません。子供の頃からの優しく頼れる友達が家に泊めてくれたり、美味しいお酒も飲ませてくれるからです。
お世話になった先輩と昔話をしながらゴハンをおごってもらったり、ありがたき幸せ。
好物のみたらし団子を初めて会う優しい友達におみやげにもらったり、
ホントにずっと会いたかった学生の頃の友達に美味しいうどんをおごってもらいました。
みんな優しい。なんでそんなに優しい。

みんな日々自分をすり減らしながら、身を削るようにしてがんばってる。楽に生きてる人なんていない。なにかと戦ってる。強いな。
しかし皆んな愛に溢れとります。大阪は愛に溢れとりましたよ。

万博公園を走ってたら道に迷いました。友達の家に帰る道が分からず途方にくれながら、野菜売りのおじいさんに道を聞くのですが耳が遠いのでうまく伝わりません。でもすぐに良いタイミングでその娘さんらしき女性が現れ、事情を説明し、その近くになにか目印はないかと尋ねられたので前日に行った焼肉屋とコンビニがあった事を思い出してそれを告げると、その場所のすぐ近くに自分がいることがわかりました。
「この道をまっすぐ行けばええよ。」と女の人。
「この道の次の角を右に曲がったらええよ」とおじいさん。
「いやいや、ちゃうやん。まっすぐやて」と女の人。「なんでやねん右やろ!」おじいさん。
女の人が言ってる事が正しそうなのでまっすぐ走るとすぐに着きました。
なんかそゆのがね、そゆやり取りが大阪っぽい。

靴紐がほどけそうなので、電車の優先席で紐を結んでたら、3人組のオバちゃんが「ほなここに座らしてもらおか」「そやそや」ガヤガヤ言いながらやってきたのでサッと席を譲ると、
「お兄ちゃんありがとさん」って言われたり

チャリンコで走りながら誰かの文句や社会への不満を叫ぶおっさんとか、やたら大声で独り言を言うおっさんとか、大阪っぽいんです。
そんなシーンに出くわすと戻っていくんです。過去の自分に戻っていような気がします。

太陽の塔大阪モノレール阪急電車、阪急服部、石川文化、極楽温泉、お初天神通り、阪急東通り、揚子江ラーメン、兎我野町、関テレ前公園、天六中崎町天神橋筋商店街扇町、喜八洲総本舗、京橋、グランシャトー御堂筋線、心斎橋、難波、薩摩っ子ラーメン、上六、彩華ラーメン、近鉄電車、日本橋、新世界、通天閣ジャンジャン横丁、串カツだるま、飛田新地あべのハルカスアポロビル天王寺藤井寺のパチンコ屋、南海電車、岸和田、カーネーション、コシノ洋装店、高石、難波、純喫茶アメリカン、いちごパフェ、MはSを内包する、うどんの今井、道頓堀、たこ焼き、くいだおれ太郎、グリコ、OPA、バーisn't it、新大阪、。
変わっていく大阪、変わらないままの大阪の風景。

そんないろいろなつかしい大阪です。
久しぶりの人と話していると忘れていたはずの過去が蘇ります。過去の自分に出会う錯覚。
その時の苦しい辛かった事も、うれしい楽しかった事も同質なものとして同じような甘みと輝きますを帯びて心の中にほっと懐かしく思い出されます。
過去は振り返らない。なんてカッコよく言う人は実はカッコ良くなんかない。開き直りの強みを信じるぼくなので、それはそれで良いんです。

また大阪行きます。いつになるか知らんけど。

ありがとさんさん。

 

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