ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

真夏の8月9日は長崎原爆の日

8月9日は長崎原爆の日

長崎県長崎市アメリカという国に74年前に原爆を落とされ、絶望的な破壊と悲劇にみまわれた土地で、
長崎県佐世保市は戦後間もなくその美しく良質な形状をした湾を米軍の基地として接収されてしまった土地です。

長崎県アメリカという大国のその強大すぎる力によって、もう二度と立ち上がれないほどの悲劇にさらされたり、一方で日本の安全保障と引き換えに物理的経済的な恩恵を受ける複雑な土地で、そんな長崎に生まれたボクは、その土地がおかれる宿命みたいなことを、夏の暑いこの時期になると考えてしまいます。

「いいか、よく聞け、この世でイチバン強くて恐ろしいこのオレさまに逆らうからこんなにひどい目に遭うのだ、わかっただろ?すべておまえが悪いのだよ、ぐはははは!」

「キミはボクの言うことだけを聞いてたら悪い風にはしないからさ、でも勝手なマネをするとまた怒っちゃうからね、キミは頭がイイからわかってると思うけどさ。フフフ…。」

「51番目の仲間として君を迎え入れてあげるよ。だから君の国の住人はどんな問題が起きても関心も興味も持たず、考えることをやめた従順な羊の様な状態に保っておいた方が良い。後は僕らがうまく事は運んでおくからさ。死なない程度にね。」

あの国の極端な二面性を身をもって知る土地に生まれ育った者として、そんなこと考えてしまうのです。

色のない灰色の世界。
くりかえしません、過ちは。

 

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