ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

多和田葉子 献灯使

7冊読書レビューシリーズです。
だいぶ間が空きました。

多和田葉子 献灯使】
ドイツ在住の日本人小説家で、ノーベル文学賞に村上さんより近いとされる作家の作品。

多和田さんのことはこの作品読むまでよく知らなかったです。たまたま思い出す機会があり今回読んでみました。
コロナ禍な今、タイムリーというか、今一番読むべき小説かも知れんと思われます。昨日一度読み終えたのですが、かなり難解で今から二回目読み始めてます。
設定は東日本大震災後?から数十年?経った後の日本。東京からは人がいなくなり廃虚と化し、舞台は東京の西域と呼ばれる多摩地区あたりなのかな⁈都市部には人がいなくなり国民は地方に移住して生活を営んでいます。日本は鎖国をしていて外国には行けない状況。それぞれの国がそれぞれの問題を抱えているからだとしています。
主人公の無名と死ぬことができない曾祖父義郎の物語。
一度読んでもいろいろ分からない部分が多いので二度三度読んで少しずつ理解を深めていくそんな本です。

 

#多和田葉子

#献灯使

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