梅雨明けの7月の蒸し暑いけど風がある日。
2022.07.06 会社から希望退職を勧められた日に新宿から皇居まで約6キロ。
次の就職先はもちろん決まっているわけない。来月で大台の50歳になります。
オレ大丈夫か。大丈夫じゃないし。ブログ書いてる場合でもないし。気分転換に書いてます。
JR新宿駅東口の改札を出て地上に上がると姿を表すスタジオアルタのビルに貼り付いた大画面とstudioALTAのロゴ。ここの最上階にスタジオがあって毎週月〜金正午から「笑っていいとも!」が放送されていたことも風化されていくのかな。今の10代〜20代前半の若い子はもう知らないのかもしれないですね。いいともに何度スタジオ観覧のハガキを何通送ったことか。一度も当選できなかった「笑っていいとも!」
女性客の方が当たりやすい事を後から知った。
今日の散歩コース。ここをスタートに、アルタ前を通る新宿通りをひたすら日が登る東の方角へ歩いていきます。
平日の昼下がりなのですが、この辺りはいつも多くの人で賑わっている。ビジネスマンや学校を終えた女子高生、海外からの観光客もコロナ明けでちらほら見かけますね。
明治通りと新宿通りが交差する新宿3丁目。東京のデパートの雄。伊勢丹新宿店の建物がそびえます。デパート業界も厳しい現状があるようですが、どこのデパートより伊勢丹はいつも買い物客が入ってる印象があります。
さらに歩いて新宿2丁目。するとミッツマングローブや、マツコデラックスがいまのブレイク前夜まで過ごしてたブロック。
新宿の東の端に鎮座する歌舞伎町やゴールデン街とは一線を画すもう一つの夜の街。
写真は昼過ぎですけどね。。世界堂の看板が眩しいですが、ここは日本一の画材屋さん。美大生やアーティストには欠かせないお店で、この前木梨憲武さんが番組で訪れてましたね。ノリさん好きなんですよね。とんねるず世代なので。もちろん上野の木梨憲武展いきましたよ。
ホストや出会い系サイトや風俗リクルートのでかいトレーラー型の広告車は、新宿渋谷で遭遇するあるあるな風景ですね。
さらに東へ東へ。右手の奥には都会のオアシス、広大な緑の「新宿御苑」が拡がります。
スタート地点のアルタからこの東京都水道局までがおおまかに東新宿と呼ばれる区域ですね。
ここからさらに東へ歩きますが、そこから四谷に入っていきます。水道局を脇を通り抜けると四谷4丁目〜2丁目。四谷見附と交差点が続きます。
四谷といえばお笑いを主体とした芸能プロダクションの太田プロの印象が強く、ここはビートたけしさんが独立する前に所属した事務所で、若い頃に「四谷3丁目」っていう曲を歌っていて、ぼく小学生の頃でした。このあたりをたけしさん飲み歩いていたんだな、なんて感慨深いです。
先日お亡くなりになられたダチョウ倶楽部上島さんも太田プロ所属で、彼が率いる竜兵会メンバーのほとんども太田プロ所属です。
有吉さん、土屋さん、劇団ひとりさんなど。
四谷3丁目を南北に交差する外苑東通りを南に下ると国立競技場や神宮球場に向かいます。
でも皇居へはさらに東へ〜。
さらに歩いて四谷2丁目を過ぎ、四谷駅のある四谷見附の交差点。
駅ですね。中央線総武線の四谷駅。看板の書体がしぶい。これはフォントではなくどこかの偉い書道の先生が書いてくれたのかな。(写真撮ったつもりが忘れた。実物を見てみてくださいね。とても立派な文字です。)
向かいには上智大学。こんな場所ににあったのね。上智。英語が得意だった幼馴なじみの女の子がここに通ってたんですよね。その子三井物産社員の立派な男性と結婚して世田谷に家買って。息子は開成高校の優等生で東大一直線だって。だってよ〜。そんな幼馴染とオレとの格差。会社クビになるってのによ。
まあ、それはおいといてここから新宿通りをそのまま行って半蔵門となると、目的の皇居東御苑には遠回りになるので四ツ谷駅過ぎた左の路地に入ります。ここ初めて通りました。なんだかやけに立派で地震が来ても絶対大丈夫そうな堅牢なビルばかりが立ち並んでいます。官庁系のビルなのかな「いきいきプラザ」老人施設なのかな。そんな建物もあります。セレブな老人ホームなのかな。。ボクには縁はなさそうですね。
一番町って名前の交差点があった。日本テレビの番町スタジオってこの辺りらしい。日テレの本社って汐留に移る前は麹町でこの近くなんですよね。昔、電波少年の放送作家オーディションなんてのがあって、わざわざ旧日テレのスタジオに行って土屋さん(彼が現れるとベイダー卿のテーマが流れてたっけ🎶)と会ったことあります。
高級マンションやちょっとしたスーパーやドラッグストアもあり、住宅街な様相もあった一番町。さらに進んで坂道を上るとようやく千鳥ヶ淵の交差点。でも武道館はここからは見えませんね。大きなたまねぎはもう少し北側にあるのです。
ザ・皇居の景色です。NHKニュースのオープニングバックみたいです。7月の季節ならではの緑が眩しい。奥には国会議事堂もその姿を見せます。
皇居外周はランナーが多い。平日の昼下がりなのに何人か見かけました。皇居走る際は反時計回りでお願いします。
1周5キロの皇居外周はアップダウンが多くて走りごたえがあります。ボクも一応市民ランナーではあるので、ここは何度も走りました。週末になると結構ランナーだらけになるのでレースみたいで、勝手にライバル意識持ちだして知らない人と抜いたり抜かれたりしてそれが結構しんどかったりもします。
乾門。前にここで愛子さん目撃したことあるんですよね。青年行事後だったかな。その時の愛子さま。手を振ってくれたのですが、こんなボクために振ってくれたんだと思えてしまうほど優しげな笑顔でした。写真あるかな。。
写真あった〜!
皇居東御苑はへはさらに歩いて北詰橋門へ。皇居には門がたくさんあるのですが一般人が利用できるのはこの北詰橋門、平川門、東京駅側の大手門のみです。有名な半蔵門はほとんど使われず、草がぼうぼう生え放題で、大概皇室の関係者は乾門を利用することが多いようです。
荷物検査をして門をくぐってしばらくするといきなり巨大な石垣が!
こちらは江戸城本丸跡。皇居は北条氏の旧領地を委任された徳川家康が江戸に建造したお城で、大政奉還以降の江戸城無血開城により明治天皇が京都からここにお引越しをして、そのまま皇居となった場所なので、もともとは徳川家の代々のお城なんですよね。
東南アジア系の若い男の子たちが写真を撮って遊んでました。
せまい東京の中心にこんな一周5キロもある皇居(旧江戸城)があるなんて。人はまばらで閑散としており、ビルなど遮蔽物もないので東京の空が珍しく遠くまで抜けて見えます。
晴れてたらもっとキレイな青空の写真が撮れてたのにな。
そんな今日の東京さんぽ。新宿から四谷、一番町、千鳥ヶ淵を経た6キロ弱のお散歩でした。そんなことより仕事探さないとね。ブルー。