家の近所でお祭りをやっていて、射的の出店に懐かしの「生き残りゲーム」があり、それが異様に欲しくなって店のオヤジにお金払おうとしたら、今弾切れなので近所の松本さんという人の家に弾が売ってるからそこで買うてこい!ってキレ気味に言われたので、松本さんの家ってどこやねん。教えろ!ってオレも負けずにキレ気味に言ったら、松本さんはオーラビカビカやからすぐわかるよーって、今度は優しく言うので、わかった。。って会場近くの家の表札を一軒一軒探してたら松本の表札の奥から、何の変哲もオーラも何もない松本さんが自転車で外出するところで、オーラ!お前が松本か?
はい。そうっす。。
すげーオーラ放っとるやないかあ!射的の弾売ってくれよ。
すると松本さんは、いいっすよ。300発300円っす。安っ!戦後かよ。戦後の貨幣価値か、。
なんてつぶやいたりする。
そっす。。
目玉焼き、ソースか醤油どっち?
そりゃソースでしよ!
そこはソース。もしくはソースっす。やろ。
ソースっす。
遅いわ。。
そんなやりとりの後、ぼくは弾を持って射的の出店に再び戻り1発目で生き残りゲームを当ててしまった。やったぜ!って他の景品も全部当ててしまったら、店の親父が「おめでとうございます。こちらを持って奥のお部屋へどうぞ」、って急にホテルマンばりの丁寧な対応で赤い弓矢を渡され、赤い絨毯が敷かれた奥の部屋に通されると、デラックス生き残りゲームとその横に三億円って書かれた金色のダルマが置いてあった。
「さあ、チャンスは一度だけデラックス生き残りゲームか三億円か!ファイナルアンサー!」
ってセリフの使い方が違うけど、けどそんなもんどうでもええわ。三億円狙うに決まっとるやないか。って弓を引いて弓を射る。そしたら見事に三億円ダルマを落としやったぜーって雄叫びをあげてると、床が抜けてそこに大きな穴があき、金のダルマがその中に消えていった。するとゴゴゴ〜って大きな地割れみたいな音がしてその穴から大量の水があれよあれよという間に溢れ出し、その場一面が大きな池になってしまうのでした。
池の周りには誰もいない。気がつけばホテルマンばりのオヤジもどこかへ消えてしまっていた。
池の水面がキラキラと静かに輝きだし、池の底から金色の錦鯉みたいな衣装をまとった樹木希林が突然現れて驚いた。
あ!樹木希林だ!ボクは指差しながらそういうと、「万引き家族観ましたよ。最高でした!」
でも樹木希林はそれに対し完全にスルーするー。そしてこう言うのでした。
「あなたが池に落としたのは、金のダルマ、それとも銀のダルマ?」
うわ!あれや、あの有名なイソップ物語が目の前で繰り広げられとるやないか。。
ボクは迷わずもちろん、「はい。ボクが落としたのは銀のダルマです!」って全力で答えると、樹木希林は銀のダルマをおおきく振りかぶって、ボクの胸あたりに「おりゃっ!」て投げつけるのでした。
しまった、と思った時にはすでに遅く、樹木希林は金のダルマを持ったまま池の底に消えていくのでした。。
っていう変な夢を見ました。
皆さんお元気ですか?金曜ドラマの大恋愛が大人気らしいですね。大石静が脚本って知らんかった。彼女の作品って知ってたら最初から見たのにな。って思う土曜日の朝です(´-`)
※写真はイメージです。