東京・丸の内にて
オレ「あ、どうも仮面ライダー1号さん」
仮面ライダー1号(以下ライダー)「・・・」
オレ「本日、世間はクリスマスらしいですけどご予定はあるんですか?」
ライダー「・・・」
オレ「ぼくね、いつかライダーに会うことがあったらお礼がいいたいって、ずっとそう思ってたんですよ」
ライダー「???」 オレ「今からもう35年くらい前なんですけど、デパートの屋上で遊んでたときにね、ボクね怪獣からさらわれそうになったんですよね。母親はなぜかすごく笑っていて、でもボクはものすごく怖くて大泣きしていたそのときにね、あなたが助けに来てくれたんですよね。あのときは本当にありがとうございました。」
ライダー「あぁ(仮面ライダーショーのことか)」
オレ「え?おぼえてらっしゃるんですか?」
ライダー「ま、まあね。あのときの君か!大きくなったねぇ〜」
オレ「うわ〜おぼえてくれてたんだ〜うれしいなあ〜」
ライダー「もちろんだよ。(こいついい年こいて気持ち悪いな)」
オレ「で、ぼくそのときの記憶が強烈で、おれも仮面ライダーになりたいって思いましてね。考えましたよ。何したと思います?」
ライダー「・・・」
オレ「ショッカーに捕まって改造人間にしてもらおうって思い、人気のいないせまい路地とか、休日の日の病院の裏口あたりを一人でうろついていたんですよね〜。半ズボンはいて(笑)でも結局ショッカーには捕まりませんでしたよ、あははは」
オレ「あの、やっぱり改造人間にされるときって痛いんですか?いつもオープニング曲の最後に手術シーンがあって、どうなんやろ?って思ってました」
ライダー「ん〜、、あれは痛かった。」
オレ「マジですか。。注射的な感じですか?」
ライダー「いやいやいや、そんなもんじゃないよ。腕とか足とか、ザクザク切られたからね」 オレ「うわ〜!ザクザク。。ですか?」
ライダー「そうだよ!大変だったよ。そのあといろんなもん埋め込まれたからね、体中にね。。」
オレ「まじですか。。じゃ、じゃあチンコも切られたんですか?」
ライダー「いやそれがだね、イタッ!て叫んだんだよ。メス入れられそうになってね、必死で抵抗したんだ。そりゃ〜必死でね。そしたらショッカーの人がわかったからって言ってくれて、許してくれた。危ないとこだったね。」
オレ「よかったですね〜しかしショッカーにもいい人がいて良かったですね〜アハハハハ」 ライダー「バカにしてんのか!」