このまえ実家に遊びに来てた甥っ子と電話で話してたら
「まぼ、ドラゴンボールはよちょうだいよ」って言ってきた
なんやろ!?っておもいをめぐらしてたら、 あ、そうか。
正月に会って一緒に風呂に入ったときにドラゴンボールの話をしてて
「オレは東京の家にドラゴンボールを5個もってて、あと2つをさがしてるんだけど、なかなかみつからん。 もうあきらめたから、残りの2個はお前がさがすとオレとお前だけの男の約束をするならあげるよ。願いごともお前が勝手にきめていいぞ」 みたいなオオボラボラボラなことを言い放ったら、
甥っ子はエラいテンションがあがったようで 「やったぜ！やったぜ！お～っす！お～っす！！」とかバカみたいにオッサンみたいな声で叫び、 右手をお湯の中でぐるんぐるんまわして、それが勢い余って蛇口に思いっきりぶつけて大泣きしてたことをおもいだした。
おお、お前かわいいぞこのやろ～！小遣いまたあげよかあ。こんちくしょ～なんて考えてたら 「早よちょうだい、ちょうだい」ってえらくせがむので なんでそんなにほしいの？ お前の願い事はなんなんだ？ って聞いたら、
ポツリと「カレー屋になりたい」っていうた。 カレー屋？ ６歳の子供がカレー屋になりたいって、なんやろね。
お前はそんなにカレーが好きなのか？ まあまあ好き。。 まあ、まあ！？。。
お前はそのまあまあ好きなカレーが毎日食えるからドラゴンボールがほしいのか？ いや、自分では食わない、毎日カレーを作りたい。。 だって。 うわ、やばいなこいつあたまおかしいな。 兄貴の息子なので、ちょっと頭おかしいなっておもうこともあったんだけど、やっぱそうや、こいつ。。かわいそうに。。 カレーがまあまあ好きな男の子がカレー屋をつくって毎日人のためにカレーを作るっていう夢は、どう考えても頭おかしいやろ。 ドラゴンボール、残りの二つはお前のキンタマのことなんだぜぃ！ っていうギャグを思いついたけど、そんなかわいそうで不憫な子供には言えなかったデス。。
