北海道では白子のことをタチって呼ぶって今日知りました。釧路にいます。炉端焼きってどこが発祥か知ってますか?そう、釧路です。これも初めて知りました。
今日は帯広、阿寒湖、釧路でした。
帯広から阿寒湖在住のまりもっこりに会いに行くと
「まーぼーはるばるよく来てくれたね。まあとりあえず、もっこりしなよ」ってやさしく迎えてくれました。
まりも茶にまりも羊羹から始まり、腹減ってないかい?ってまりもラーメンにまりもカレー、まりもステーキが出てきたところで、こいつはオレを2代目まりもっこりに仕立て上げるつもりだなと恐怖を感じ、
「こんなもん食えるか〜!オレは2代目まりもっこりなんかにならねーゾ!とりゃ〜!」ってヤツの自慢のまりもっこりな股間を蹴飛ばしたら、アー!って股間のまりもがポロリとはずれて床に転がり、ヤベッてヤツの表情を確かめると「まりもーっこりぃ!」って絶叫して股間から次のまりもが再生した。オレはそれを見てヨシ!ってその場を後にしようとすると、逃すか!ってまりもっこりまりもっこりまりもっこり!ってやつは連呼しながらそれと同じ数だけのまりもがオレの背中に投げつけられた。
っていう、ぼくの妄想でした。
マリモといえば小学生の頃、担任の先生が北海道みやげで買ってきてくれたのがその出会いでした。クラスでマリモ係を当番で決め、水槽を洗ったり水を交換したりするのですが、ある日当番の女の子が大事なマリモをゴミ箱に捨てるという驚愕の事件があり、先生がなぜ捨てたの?ってその子に聞いたら「死んでると思ったからです。」って答えました。クラスのみんなは「えー!」って引きまくっていたのですが、ぼくはその答えが面白すぎて笑いを堪えるのが大変だったその瞬間、先生の表情がちょっと笑ってたのを見て、その先生のことがスゲー好きになったという思いでがあります。
マリモは悪くないんです。笑ってるオレとちょっと笑ってた先生が悪いんです。
そんなまりもっこりな思い出。
釧路湿原展望台で見た褐色の大湿原の景観は圧巻で、今回は道東を旅行してるのですが北海道の景色って他の何処とも違っていて、なんか生々しいというか迫力があるというか、なんかモザイクかけた方がいいんじゃないの?ってくらい、変なぼく独自の表現なのですが、そんな感じがあって好きなんですよね。
車の窓を少し開けて山道を走ってると、一瞬鼻をつく獣の匂いがしたり、狐がガードレールの下から出てきたり、荒っぽそうなエゾシカが車道を悠然と横切ったりします。今日は鶴を初めて見れてラッキーでした。野生の丹頂鶴です。他の土地では見られない巨大な木々や色鮮やかに紅葉する植物の葉や原野に咲く小さな花々たち。太陽の光や角度によって移り変わる湖の色とか、語り出せば他にも北海道の自然の魅力が止まらない。
そんな人の手があまり入らない野生の景色を見るとなんかもっこりするんですよね。
まりもっこり。。
夜の釧路の街で入った炉端焼きのお店が大当たりで、ホッケやアスパラ、焼きナスのどれもが肉厚で味が濃くて美味しかった。釧路名物のザンギに芋もち、とれたて新サンマの刺身も脂がのって最高にうまかった。
そんな釧路の夜が更けていく今日という日。
もっこりな夜更け。