北海道最終日は朝から雨でした。
釧路の街を走ろうと思ったけど結構な雨なので傘をさして散歩しました。駅前のホテルから出て港まで歩くのですが人がほとんどいない。フィッシャーマンズワーフ、石川啄木の銅造。そんな早い時間じゃないのに雨のせい。
今日は厚岸牡蠣祭り。釧路から車で1時間程度で会場へ、牡蠣はヨメさんが大好きで牡蠣を焼く匂いですげーテンション上がってました。雨なのに結構賑わっていて、設置されたテントの店舗で牡蠣やホタテ、つぶ貝、焼きうに、貝汁、カニ汁、牡蠣飯を堪能。思ったより淡白な味で美味しかった。酒飲みたくなるけど運転中なのでね。
そこから霧の霧多布へ。雨は降ったり止んだりですぐれないけれども、霧多布は霧がかってる方がそれっぽい。現地に着くと風も強くカッパを持ってきててよかった。雨に濡れたくないヨメは車の中。岬まで歩き霧多布の切り立った崖を見る。なんかこの世の果てにいるみたいな絶望感が感じられます。その絶望的な美。飽きる事なくしばらく眺めていました。
今回はさまざまな北海道の景色を楽しめた旅だった。札幌や函館では見られない圧倒的な自然の魅力。はじめから人間を拒否してるような冷たさと厳しさ、お前らの言う事は聞かない。
やれるものならやってみろみたいな荒々しさに追い縋りたくなる。
また来てみたい。北海道。次はまた違う北海道を見てみたい。