ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

ピンクレディがまだ歌ってるのはどういう事?

76年デビューでいきなり国民的大スターになってしまったピンクレディですが、当時はホントにスゴかったですよね。。テレビの時代なので、日本の西の果ての佐世保にもその衝撃は充分に伝わっていて、小学校低学年の記憶ながら、お正月には従姉妹のお姉ちゃんたちが“ペッパー警部”をノリノリのフリ付きで親戚の前で披露していたり、謎のピンクレディ自転車を乗り回す小学生や、文房具やバッグは全部ピンクレディグッズな同級生もいた事を記憶してます。

彼女たちが日本での人気に陰りを見せはじめたあたりの79年に、アメリカに渡って全米デビューを果たすのですが、事務所の権利関係やピンクレディという芸名そのものがアメリカでは共産主義の女性活動家とか、売春婦という意味を含んでいた事があって成功することはありませんでした。
なんで名前変えなかったんでしょうね。プロモーションのその時点で失敗してると思われ、彼女達の実力に不足はなかったと思います。
アメリカ向けに発表した“kiss in the dark”という曲が超カッコいいので下に貼ってます。

ピンクレディの二人って未だに芸能活動をしていて、ミーちゃんは地方の営業とかディナーショーやってるんですよね。それってなんだか切ない。。
本来ならば現役のアイドルを演出する大プロデューサーだったり、大手芸能事務所の女性社長とかの地位におさまって芸能界を裏から牛耳ってるというのが彼女たちの実績に見合った、順当なキャリアの踏み方なのだけれど、あの時のピンクレディのレコードのセールスや、ピンクレディ自転車や文房具その他のグッズといった物販で得た莫大な利益はどこに行ったんやろうね。。
未だに歌ってるお二人の姿をテレビで見たりするとなんか切ない。。

サザンオールスターズの“勝手にシンドバッド”という曲名は、沢田研二の“勝手にしやがれ”とピンクレディの“渚のシンドバッド”にあやかってつけられたって事もボクは知ってますねん。(*_*)