昨日、割烹居酒屋?的なお店で久々に会う友達と飲んでました。 テーブル席が4つとカウンター席の、どこの町にでもあるような居酒屋。
そこは友達の地元でこの店うまいからって言うのですが、とりたてて普通でなんの特徴もない。 割烹居酒屋とうたってる割には、手間のかかる刺身や煮魚よりもアジフライとちくわの磯辺揚げの方がおいしいという、方向性ブレブレのそんな店。
なぜかカレーグラタンはあるのに普通のグラタンがない、そんな割烹居酒屋。
店長迷走してます。 そんな店で、僕らは昔のことやら、お互いの近況などを話しながら楽しく飲んでました。 昨日は金曜日のせいかテーブルは満席で賑わっており、僕らの隣のテーブルでは4人のサラリーメンズが飲んでました。
部長、課長、と若手の2人、主任と入社2年目の新人君。みたいな。。もちろん想像ですが、そんな4人の the サラリーメンズ。
新入社員はとても元気がよくて、お酒の追加オーダーをしたり、なにかとテキパキうごき、ときどき大きな声で笑ったりします。
もっぱらその席で喋ってるのは主任と部長の二人で、課長はときどき言葉をはさんだりする程度。 主任は仕事のこと、いま付き合ってる彼女がいて結婚しようと思っているみたいなことがその席での主な会話の中身で、相変わらず新人君は大きく笑い、部長は主任に対し自分の経験を交えてときどき冗談を入れながら語ります。語りつくします。一方、課長あまり喋らないです。
早く帰りたいんだろうな。
新人君相変わらずでかい声で笑ってます。
あ〜っはっは〜!
それで、部長が大きく笑う新人君にこう言ったんですよね。
「ナカジマ君(仮)は、ヌードメーカーだからねえ」
はい来ました。
ぼく、聞き逃しませんでした。って手をあげそうになりましたね。
部長、間違いなく「ヌード」って言いました。
ムードメーカーを、「ヌードメーカー」って言いましたよ。
それがぼくは気になってしょうがなくてもう一度確認したい、部長がもう一回「ヌードメーカー」って言ってくれないかな〜と注意深く耳をすませていました。
それで、再びひとしきりの会話のあと、笑いが起こり。新人君も大きく笑ってそのあと部長がまた言いました。
「ナカジマ君、ホントに君はヌードメーカーだよねぇ」 ほらきました。
ね!言ってるよ。。
「ヌードメーカー」 っていう出来事が昨日あって面白かったので、書き起こしとこうと思った次第です。
しかし部長、いままでの五十数年生きてきた長い歴史の中で、ムードメーカーのことをヌードメーカーって言い続けてきて、それ、誰も注意してくれんかったのかね。。
もしかしたら部長、ネイティブな発音がヌードって思い込んでるのかな、だれかにヌードの方が正しい発音だと教え込まれたのかな、。
しかしヌードとはな。。 こうなると、ぼくの妄想はすごい加速してくるんですよね。
しかし、「ヌード」って、。わざと間違って言ってみせて部下に訂正されるという勇気を試してるのかな。。
間違ってることは上司でも部下でも遠慮なく言える環境づくりを目指しています、的な。。ことなのかな。 いや、ぼくが試されてるのかな。。
ぼくがその4人から勇気をもって訂正してくるということを試されとるのかな、
しかしなんのために?そんなわけないやろ。何がヌードメーカーやあほかぼけ。。
しかし、もう一回部長言ったら、おれマジで注意したろうかな、 「それちがいます。ムードメーカーです」 しかし「ヌードメーカーって」どんなやつやねん。 ヌードを作る人。すなわち裸にする人かいな。 嫌がる部長が新人君にムリヤリ裸にされてる絵が浮かんできました。
「やめてくれ!ナカジマ君」
「アーッハッハ〜!」 なんて妄想してニヤニヤしてたら、
友達に「つぎどこいこ?」っていわれました。
#ムードメーカー(和製英語:mood maker)とは、その場にいるだけでその場の空気・雰囲気を好転させることができる力を持っている人のことを指す。