ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

日高屋

たまに行くんですけどね。日高屋

そんなにというか、味は正直おいしくはなくて、 どのメニューをとっても『絶妙にあたりさわりのない普通の味』である。 ということにかけては多分これ以上の店はなくて、 そのほかの特徴としてはメニューの多さと早さと安さで勝負をする 現在店舗拡大中! 中華チェーンの日高屋なのですよね。

中野の商店街にあるその店に入ったところ満席でしばらく待っていました。 5分ほどすると女性の中国人店員が 『ゴアイセッキデモ、ヨッシイデスカラー』って その甲高い声がまぬけなかんじだったのですが

うわっ、きついな、と身構えながらもなんとなく断れないボクは

『あ、はい。。』と応え相席のテーブルに座りました。 日高屋の相席は相手の顔が見えないようについ立てがしてあるのですが その向こうに座ってるのが女性だったんですよね。 顔は見えないのですが ぜんぜん日高屋っぽくない、そこそこおしゃれで小ぎれいな服装から想像するに、 30代前半くらい、指輪はしていないので独身で、一人で日高屋に入るのも全く気にならない アクティブな女性。のようです。

ボクが注文をしたくらいに、 彼女がたのんだ『汁なし担々麺、肉団子セット』が運ばれてきました。 う〜ん。。 30代女性が、昼間に一人で、日高屋に入って、汁なし担々麺と肉団子を食べる。 この感じだけで、

なんかこうボクの中で熱くうずいてくるものがあるんですけどね。。 わかりますかね? この感じ、、 あ。わかんなかったらべつにいいです。。

それで 食べるところを見ておこうとおもい、じっと見ることにしました。 つい立てがあるので、相手はボクが見てることなんて気づいてないと思います。 麺からいくのか、肉団子からいくのか、スープかな? やっぱりスープかあ。。そうかあ、なほどねw 麺をかき混ぜつつ、半開きのその唇だけがつい立ての下からのぞきます。 ピンク色の、薄いけど小さく引き締まった唇が とても、なんだか。。 ……………………。

って感じです。 麺がズルズルと下品な音をたてて吸い込まれていく。 大きめの肉団子をムリに頬張ろうとする。 唇が汚される。 内側のうすいピンクの舌が素早くそれをぬぐう。

単調ではない複雑な一連の動きを凝視する。ぼく。 この唇で、この動きで。。 あんまりみてるとおかしくなりそうなので視線をそらすのですが やっぱりそこに吸い込まれるようにもどっていくのです。 それくらい魅力的な「くちびる」でした。

その女性は食べ終わって、一息つくと席を立ちました。 初めて見るそのお顔は 日高屋の味以上に普通の顔をした、特に美人でもブサイクでもない 一般的なフツーの女性でした。 そして彼女は去っていきました。 ボクは700円のラーメンセットを食べた後、 得した気分で、ごちそうさまでした。 その分上乗せして レジで1000円払いたい気分になったという、今

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日のできごとです。 (写真はイメージです)