ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

映画「アクトオブキリング」

連休二日目は渋谷までチャリンコで、映画観に行きました。

いや、すごい。。エラいもん観ちまった。。

アクト・オブ・キリング」っていうドキュメンタリー作品なのですが。

60年代にインドネシアで行われた100万人規模の大虐殺。。って

この事実をこれまで自分はまったく知らなかったのですが、 なるほど、 当時の日本政府も公表しない、メディアも報道してなかった、、ということなんですよね。

なぜかっていうと、、 そこには東西冷戦のことや、アメリカの存在がかかわってくるんですけど、、 まあ、そのへんの事情は別の話としてですね。

実際に虐殺を主導した人物に当時のことを語らせながら 演技(アクト)として追体験させるのですが、、

彼らは最初は笑ってるんですよね。。

でも、だんだんその言葉や表情が変化していきます。 自分を正当化するようなことを語ったり、殺す方もつらかったとか、 罪の意識に苛まれて嗚咽し泣いたりもするのですが、、、

いやいや、お前がやったんやろ、、 一生苦しんで、罪もなく殺された人々に呪われて早よ死ね、ボケ 地獄に堕ちろって思いました。。

残虐なシーンはいっさいなく、逆に笑えるとこもあったりするのですが、 その演出が余計に、観る側にいろいろ想像させます。

それが怖かったです。 人間ってそこまで「悪」になれるのか。。 みたいなことです。

デヴィ夫人がこの映画について、 トークショーでしゃべっています。 おもろいので貼っておこう。

www.youtube.com