ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

やっぱね〜、歳には勝てんのですよ。。

オッサンが普段よく使う言葉ベスト10に、毎年ランクインし続ける言葉で

「やっぱね〜。。歳には勝てんですよ〜、、あはは」っていうのがあると思うのですが、

これまでボクはそんなオッサンが自虐的な意味をその笑顔の裏側に忍ばせつつ発するセリフを聞いたとしても、 正直。なんのこっちゃ、ってあんまりピンとこなかったのですが。。。

すでに自分もオッサンなんだけどね。。

でもこのあいだ、あ〜、、それってこのことか〜。。って思う出来事がありまして。。

海で泳いでました。 急に展開しますからねw

「夏の海」っていいですよね〜。キレイな顔立ちをした少年の微笑みのような。とてもいい響きの言葉です。ちょっと比喩ってみましたがいかがでしょうか。

「夏実」と書いてなつみ。ボクのヨメの名前です。また話を飛ばしましたね。

ヨメの名前は安斎先生の姓名判断の本を読んで、ボクが命名したものです。うちのヨメさんは上海人なので結婚するときに日本名をつける必要があり、いろいろ考えた結果、大好きな夏の海で「夏海」にしようと一旦落ち着いたのですが、安斎先生の姓名判断で、「夏海」より「夏実」が運が良くなるよるよ。。って書いてたのでそうしました。安易ですw

でも、そんな幸運を呼び寄せる出来事はいまのところないので、「夏海」のほうが良かったのかもしれんね、、って思う今日このごろですw

また話がとびましたね。ごめんなさいね。戻しますw

それで、夏の海。に戻るのですがね。。

白い砂浜に打ち寄せる優しげな波を受けとめつつその向こうにぼんやり望む水平線に向かって歩き出すと、ゆっくり一歩一歩踏み出すごとに足元がひんやりして気持ちが良いいんですよね。真夏の夕ぐれどきの海は昼間に賑わった海水浴客の姿もほとんどなく。少し強めの西日を浴びながら沖に向かって歩いたり泳いだり、仰向けにプカプカと水に浮かびながら青空に浮かぶ、ちぎれ雲をみたりしていました。

その海水浴場には砂浜から200メートルくらい先の沖に大きめのイカダが浮かんでるんですよね。それで、そこまで自力で泳ぎつくとそのいかだにたどり着くことが出来ます。4畳分くらいの大きさですかね。はしごを登ってイカダの上に寝そべって日光浴をしたり、水着のお姉さんを眺めながら妄想と現実を行き来する時間がこのイカダにまで辿り着いたボクだけに与えれた時間で。

それでしばしイカダの上のおっさんがひとりじめでぼけっと過ごすわけです。 それで、しばしイカダの上で、この上なくのんびと幸せなひとときを過ごした後、そこから海に飛び込むわけですが、それがちょっと勇気いるんですよね。、。

ボクは海の男でもないし、泳ぐのも久しぶりなので、正直恐怖を感じるわけです。ビビるわけです。でもはしご伝いに海に降りるのはなんとも情けないので、イカダの上でしばしの逡巡ののちに、ふと思い立ち、助走をつけて海に飛び込もうとしました。

いや飛び込みました!

左足に体重をかけ、おもいきり踏ん張ってジャンプした瞬間にですね、“ブチッ”という鈍い音が聞こえました。。海に着水し、自分の体が沈んでいくと左足に激痛が走ります。。やばい。アキレス腱切れたのかな、、。。イタい。やばい。でも、やっぱりイタい。。

足がつかないほどの深さなので、腕と片足をなんとか動かしながら砂浜に向かって泳ぎます。しかしイタかったですね。 それでようやく、足がつくまでのところまで泳ぎ着いて、一歩踏み出すと、なんとか歩けないこともないので、アキレス腱ではなく、ふくらはぎの腱がきれたようで、肉離れを起こしたようでした。がっかりですね。。そこでひとり誰にも聞こえないほどの声でつぶやきました。。

「やっぱね〜、歳には勝てんですよ〜フフフw」でましたね。。

自然と口からもれましたw 波打ち際から砂浜のあいだの渚みたいになっているところが、潮が引いてたため意外に広く。。

その「なぎさ」を歩きながらですね、激痛に耐えつつ頭の片隅では、「片平なぎさ」と「大島渚」のことを思っていたので、意外に気持ちには余裕があるもんだと変に安心してしまいました。

S47で43歳。今日が誕生日で、またひとつ歳を重ねてしまいましたね。。 おめでとうのメッセージくれた方々。。

素直にありがとう。言うのがぼくには、ウマくできないのですが。

照れながらありがとうございましたw

 

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