昭和50年放送の「赤い疑惑」その数年後に中国での放送が始まる時代は中華文革の収束期。少女だった妻は毎週ブラウン管に釘付けでこのドラマを見ていた。
この歌を覚えたくて覚えたくてビデオもない時代に、日本語で歌われるこの曲を毎週中国語で少しずつノートに書き写し、誰もいない場所で歌って覚えた話をしてくれた当時は上海の女の子。髪型を百恵ちゃんカットにもしてみた。いまはほぼ完璧に⁈日本語を使いこなす彼女。
SONY、松下、東芝、トヨタ、日産、ホンダ、近所の商店にときおり姿を見せた森永のクッキー、不二家のチョコ、棚の上にあった資生堂の化粧品は憧れの象徴だった。
モノクロだった上海の街角から想像した海の向こうのジャパンという彩りに満ちたかの国には美しい百恵ちゃんがいて、イケメンの三浦友和がいて、華やかな世界が拡がってるのだろうな〜。
だがしかしそれから時を経ること数十年。、
旭日から落日へ。再び立ち上る太陽を見ることはできるのか、。山口百恵の再来はあるのか⁈
