「新しいジョークを思いついたけど、君には理解できないから言わない」
JOKER観ました。
主人公の心情について半分は理解できたが、半分は想像してみてもよくわからない。そこを理解出来た人は彼みたいになれるのだろうか。
こういう映画を観ると落ち込んでしまう方なのですが、それもなかった。
でもこれ観て心に響いてしまう人は沢山いるのだろうな。危険です。
JOKERの仮面をかぶる暴徒たちに、マスクを取れ!って警官が叫ぶシーンに既視感を感じ、なんだ?って模索してたら香港のデモに行きついてうわっ!てなりました。覆面禁止法。偶然ですかね。富の居場所が逆転しつつある香港と中国のことがよぎった。
ホワキンフェニックスはリバーフェニックスの弟なのだが全然似てなくて、ダニエル・デイ=ルイスのヤバイときみたいでした。
JOKER人に追われて走って逃げるシーンが多く、大股で足を前に運ぶコミカルなその走り方がなんか悲しくその度に泣きそうになる。謎のダンスシーンも。それも悲しかった。
笑いはその人の感じ方、主観によって変わる。というセリフがあって、これでは意訳しすぎる感があるのだが、実際にはピエロが道化するシーンを遠目で見たら笑えるが、近くに寄ってみたら涙を流している。ということを言ってて、ティアーズ オブ クラウン 道化師の涙。の事なんですよね。笑いと悲しみ、笑いと狂気は表裏一体にある。
映画を観た後、新宿歩いてたら小堺さんが桂花ラーメンから出てきてビックリしたね。
おなかぽっこりで、なんかピエロ🤡みたいな帽子かぶってました。
smile....