ごぶごぶごぶの日記

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いだてん 第2部 川端政治篇がオモロイ

いだてん 第2部がオモロイです。
田畑政治登場。前回の東京オリンピック1964を招致した立役者ですよ。知ってますよね?
大河ドラマって戦国か幕末でしか数字がとれないのが定石で今回の「いだてん」も例に漏れず人気がないらしいのですけど、。なんでやろ。
でもね、ボクにはかなりオモロイです。日本近代史がツボなので毎週欠かさず見てます。
幕末、明治の日清日露戦争勝利から一気にアジアの宗主国に上り詰め、その後の昭和の敗戦で世界の地の果てに叩き落され、アメリカに飼いならされつつも奇跡の経済発展を遂げ世界No.2の経済大国までのし上がる歴史が日本の近代史だとすると、いだてんはそのサイドストーリーをこの国のスポーツ史をメインストリームに描き出している。クドカンいいぞ、やるやんけ。
正直先週までの第1部、金栗四三のことはあまりよく知らなかったけど、それも良かったです。見応えあった。充分オモロかった。
来週はあの高橋是清田畑政治が水泳選手強化の資金を要請するシーンがあるみたいなのですが、早く見たい。一新聞記者がそんな事やったってホントかよ、。
マジですげ。田畑政治アツイ男です。
高橋是清って幕末の大河モノには必ず出てくるような大人物で、日露戦争の戦費調達のため遠くイギリスまで渡って大金をぶんどってくるかなりブッとんだ、当時は世界の東の端にある弱小日本国の大蔵大臣なのですが、そんな人から選手強化費をぶんどる田畑政治。そんな事が実際にあったんだ。見ててテンション上がります。
それ以外にも陸上の人見絹枝や水泳の前畑秀子といった女子スポーツのエピソードもこの後出てくるようでそれも楽しみです。あの話は泣けます。見てほしい。本物のレジェンド。そういった人たちがいなかったら今はない。

来年のオリンピック2020は田畑政治にも劣らない、あの猪瀬さんが命をかけて招致してきたものなのですが、なにもやらない小池のオバはんがそこでデカイツラするのだけはやめてほしい。そんなスポーツでつながる近代史。
そんなオリムピック噺。