女子10,000m決勝後に新谷仁美選手が言いました。
「五輪開催を歓迎してくださる人にも、そうでない人のためにも結果を出したかった。でもそれはできなかった、悔しい。申し訳ない」
これがいまだに響いてます。
テレビ見てオリンピック楽しい！感動した！も良いけれど、今回の開催に関しての批判的な声を額面通りに受け、葛藤し続けながら競技に向き合った選手がいる。
おそらく日本代表選手の全てに少なからずそういった複雑な葛藤があったはずで、それを振り切るのか開き直るのか、耳を塞いで競技に全集中するのかはそれぞれだが、彼らにはいつもの五輪以上の心理的な加重があったことは記憶しておきたい。
どうか五輪閉会した後に開催に対する後悔や批判的なムードにならないように。
男子マラソン。大迫の走りには心動かされました。
#TOKYO2020
