ごぶごぶごぶの日記

お金をかけない東京散歩ほか、走ること食べること思うことを書いてます

旧ソ連ホロドモール

ソホーズとコルホーズは試験に出るから覚えとけ。って中学の歴史の先生が言ってたのでその残酷な深い意味も知らず丸呑みで覚えた方だが、ホロドモール(飢餓)は教えてくれなかった。当時の教科書はソ連崩壊前なので書いてなかったのだろう。

猪瀬さんが徹夜でウクライナ🇺🇦モノ映画のレビューを書いたのでそのうちの一本をボクも観終わったところ。
「赤い闇 スターリンの冷たい大地」
ストーリーは猪瀬さんがあらすじ書いてるのでそれとして、世界恐慌で資本主義の限界が囁かれた1930年代の東の赤い大将ソ連
ロシア革命後のソ連誕生から社会主義発展のスローガンで始まった五カ年計画。スローガンって言葉、イカにも東な語感なので嫌悪感がある。
その時代の世界は恐慌にもかかわらず謎の一人勝ちをしていたソ連
その理由はウクライナにあった。誰かが思いついた国民全員が平等でパラダイスみたいな社会主義。しかしその実像は搾取と飢餓にまみれ国民は疲弊しきっていた。
肥沃な土地のウクライナで収穫される穀物を工業化推進を目的に外貨を得るため輸出するのだが、その量が半端なくて国民が餓死するほどの量なんですよね。ウクライナのスターレノ(現ドネツク)の町には餓死死体がそこらじゅうに転がって腐臭を放ち、住人は食べるものがないから木の皮や犬猫の肉、自分の死んだ子供の肉を食べて飢えを凌ぐ地獄絵図。ホントの話です。そんなシーンも描かれてました。そゆの本では読んだことあるけど映像でみると伝わり方が強烈にリアルです。スターリンが死んでソ連はようやくこのホロドモールを認めるのだが、その死者数は未だに不明で300万とも、1500万人とも言われてるそうです。スターリンウクライナ人をジェノサイド(大量虐殺)を目的に行ったという見方もありその真意も不明。
ロシアって第二次大戦中の人口が1億9000万でその死者が2700万人とも言われていて、ホントに政治が無能過ぎる国なんですよね。
参考に日本の当時の人口は7000万人で死者数が300万。規模が違いすぎてビビりますよね。、
スターリンの次はプーチンか。ロシアはなんであんなバカがリーダーになるんでしょうね。社会主義の理想は一部認めたい箇所もあるが、結局は独裁者製造システムでしかなく、中共北朝鮮も同じで己の体制維持のために国民が虫ケラみたいに大量にその命を落としてしまう。社会主義は消滅しつつあり、権威主義に取って代わったのか。

国境の外では虐殺が行われ、内側では大規模なプロパガンダ。21世紀のこの時代のロシア。そんなやり方が今でも通用すると信じてるプーチン
今のウクライナ侵攻について連日報道されてますが、その歴史を知ることも重要な事だと思うので参考に。観てみましょう。

 

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/93742?fbclid=IwAR3PrtKgiBr-aJ3MNQGR5CIG-_TKfYJIfjafGoh9ni3z2_p4tcGFobIOJMc