SNS上でタバコを吸う人に対し吸わない人がここぞとばかりに集団で追い込むやりとりを見て気分が悪くなった。目の前でタバコを吸っているわけでもなく、web上でのやり取りです。相手が見えないからそんな顛末になったとも思えるのだが。
大袈裟な例えかも知れないが、その様子がまるで文革時の中国や冷戦期のソ連のような鬱屈した危険な全体主義を見るような気がした。
目に見えない国民性というものは幻想で、その幻の膜の内側には人間の暗い本質があって、それは誰しもそう変わらないのだろう。自分も気づかない内にそこに陥ってしまう可能性もある。懐の深さ、寛容さ、他者への尊重が欠落した危険な人たち。
これはタバコだけの話ではなく、その種は他にもある。例えばマスクをしない人に対して怒り狂うマスク警察の生態などにも見られ、先日人が2、3人しか乗ってない電車の車両でマスクを外していた私の横に高齢の男性がわざわざ座ってきて「マスクつけろよ！」って強めに言ってきて、しばらく無視していたのだがそれでもしつこいので「うるさい、しゃべってないだろ」と返すと退散していきました。あの時他にも別のマスク警察がいたらボクは集団でやり込められていたのかも知れないです。
ギスギスしたイヤな世の中です。
#喫煙者
#全体主義
#炎上
